【提言】オンライン診療の推進に関する政策提案
一般社団法人ITヘルスケア学会
移動体通信端末の医療応用に関する分科会
分科会長 木暮祐一
ITヘルスケア学会「移動体通信端末の医療応用に関する分科会」では、2019年からオンライン診療をめぐる国内外最新動向をテーマに「モバイルヘルスシンポジウム」を開催しています。また、このシンポジウムでの議論をもとに、分科会としての政策提案を公表してきました。
2020年は、さる9月12日、13日に「モバイルヘルスシンポジウム2020」を開催し、”医療・ヘルスケアICTの社会実装と課題”という観点から、オンライン診療をはじめとする医療・ヘルスケアICTの先端分野に取り組まれている方々や、そうした方々を技術で支えるためのサービス等に関わる企業等よりご講演いただいたほか、パネルディスカッションで議論を深めました。
コロナ禍において改めてオンライン診療が注目され、その運用について改革が加速していますが、政府や厚生労働省の考え方は当学会のこれまでの議論や方向性とも一致するものであり、学会としてはそれらの動きに賛同するとともに、さらなる検討と早期実現を望むこととして、2020年版の政策提案を取りまとめました。なお、政策提案の取りまとめに当たっては11月16日から21日の間に広く会員及び⼀般の皆さまからパブリックコメントの収集も行い、1件のご意見を頂戴しました。政策提案と共にいただきましたご意見と、それに対する分科会の考え方についても併せて公表させていただきます。
1) 医療・ヘルスケア分野におけるICT活用の推進に関する提案(PDF版 1,635KB)
2) 意見募集_医療・ヘルスケア分野におけるICT活用の推進に関する提案 (回答)(PDF版 117KB