第15回ITヘルスケア学会年次学術大会 会期終了の御礼
第15回ITヘルスケア学会年次学術大会は165名のご参加をいただきました. そして2件の教育・特別講演,シンポジウムを11セッション,2件のスポンサードセッション,13件の一般演題で構成され,盛会のうちに2日間の会期を終えました. 企業展示,広告をご提供いただいた皆様にも厚く御礼を申し上げます.
本大会では,在宅を含む医療・ヘルスケア・介護のDX・ICT,遠隔診療,DCT,RWD(リアルワールドデータ),大規模コホートによるエビデンスのテーマから構成し,それらをけん引してきた先生方からの実践的な講演,事例紹介を通して,現状と課題,今後という視点でディスカッションが行われました. 本大会は幅広い観点から経験知を発表・意見交換できる場であり,医師,看護師,薬剤師,臨床工学士,理学療法士,情報工学,医療事務,介護,福祉現場,学生,大企業からベンチャー企業を含めた参加者から多く学びが得られたことを有意義に感じました. 特に,それぞれの専門職が何を理解し,何が不足しており,他職種の支援をどのように求めているかを意見交換できました.
選奨委員会からは一般演題でご発表された3件をベストプレゼンテーション賞として選定いたしました.受賞された皆様おめでとうございます.来年度も継続的に成果のご発表をお願いします.
本大会はご参加いただいた皆様の振り返りのために一部のセッションをオンデマンド配信という形で短期間ではありますが,公開いたします.オンデマンド配信を目的とした構成ではないため,ご不便をおかけいたしますが,ご容赦ください.
本大会にご参加いただいた皆様,企業展示などのご支援を賜った皆様,ご講演を賜った先生方,実行委員会・プログラム委員会の皆様,関係者の皆様に深く,厚くお礼申し上げます. 第16回大会は早稲田大学で開催予定です.皆様と再びお会いできることを楽しみにいたしております.
第15回ITヘルスケア学会年次学術大会
大会長 山下 和彦
(東都大学 幕張ヒューマンケア学部 臨床工学科 教授)